19日、厚さ0・28ミリメートルと、従来製品(0.38ミリ)に比べ約26%薄型化した電子部品内蔵型のプリント基板を開発した、と発表した。IC(集積回路)などを内部に埋め込んだ基板としては、世界最薄という。秋をめどに量産を開始し、スマートフォン(高機能携帯電話)や薄型ノートパソコンなど向けに、電機メーカーに売り込む。
基板の素材を一部変更したり、内蔵部品を薄くすることで、全体の薄型化を実現した。絶縁層をはさんで配線した層同士を電気的に接続する技術では、スクリーン印刷の技術を応用し、接続位置を自由に選べるようにしたという。
同社は2006年4月、業界に先駆けて、コンデンサー(蓄電器)や抵抗器を内蔵したプリント基板の生産を開始。08年1月にはICチップの内蔵も可能とし、基板の薄型化を進めてきた。
今回の新製品をてこに、12年度にはプリント基板事業で約60億円の売上げを目指すという。
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